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【平成29年度】「医療福祉・社会システム分野対応型ロボット・システム関連製品実証実験促進事業」の募集について

category:トピックス

事業目的

 この事業は、県内のロボットやシステム産業の振興のため、医療福祉・社会システム分野対応型ロボット・システム関連製品について、県内に事業所等を有する会員企業が開発した試作機や製品の現場での社会実証に係る経費を助成することで、製品化や販売における有効なデータを把握し、実用化や市場での普及を促進することを目的とする。


事業内容
① 試作機実証実験支援

 実用化前段階の試作機について、実際の導入現場での実証実験に伴う、賃金(人件費)、謝金、消耗品費、旅費、倫理審査会等経費、保険料、実証施設等への紹介・折衝を行う専門家依頼経費、実証結果に基づく試作機改良に係る経費、委託費等を助成する。ただし、医療・福祉分野などの被験者を対象とした実証実験については倫理審査会等の承認及び保険加入が交付決定(助成)の条件となる。

(医療福祉関係)
※ 倫理審査会の設置がない場合は、それに代わる審査の場(例:介護施設の家族会等)
※ センターによる見守り等、直接人に触れないものであっても、試作機による実証実験であることから、保険加入をお願いします。
※ 審査の結果、採択内定後、倫理審査会等の承認及び保険加入が済んだ後に、助成金交付申請書及び実施計画書を提出いただきます。

② 製品導入効果測定
 実際にロボットや先端半導体関連製品を導入することによる効果や改善点等についての情報やデータを取得するため、導入現場へのロボットや先端半導体関連製品の導入費用の一部を助成する。


募集内容

(1)対象
 医療・介護・福祉、環境・エネルギー、食品・農業等に関する社会システム分野における作業の効率化、省力化または軽労化等に資するロボットや先端半導体関連製品を対象とする。また、、次の各号の条件を全て満たしたものとする。

①試作機実証実験支援の場合
・ 現時点では需要が顕在化していない、あるいは顕在化の途上であり、今後の需要の拡大が見込まれるものであること。
・ プロトタイプ機が完成し、安全性が確認されている機器による実証実験であること。
・ 実証実験の目的が明確であること、かつ、それを達成する適正な計画であること。
・ 医療・介護・福祉分野などで被験者を対象とした実証実験については実証実験先の倫理審査会等の承認を得ること。
・ 実証実験の内容は保険の適用を受けられるものである場合は、当該保険に加入すること。
・ 県内において実施される実証実験であること。ただし、福岡県ロボット・システム産業振興会議会長(以下「会長」という。)が認めるものについてはこの限りではない。

② 製品導入効果測定の場合
・ 規制する法令等や求められる各種規格を満たした製品であること。
・ ロボットや先端半導体製品を導入することによる効果や改善点等についての情報やデータについて、導入先の協力が得られること。
・ 県内で導入されるものを対象とする。ただし、会長が認めるものについてはこの限りではない。

(2)メンバー構成
 福岡県ロボット・システム産業振興会議会員であり、かつ県内に研究、生産・活動拠点を有する企業(法人格を有していること)であること。
 なお、①試作機実証実験支援においてグループの場合、全ての構成員は振興会議会員であり、かつグループのリーダは県内に研究、生産・活動拠点を有する振興会議の会員企業(法人格を有していること)であること。


助成金額・率

① 試作機実証実験支援

  助成金額 200万円程度

  助成率   1/2以内

  事業期間 交付決定の日から平成30年3月22日まで

② 製品導入効果測定

  助成金額 200万円程度

  補助率   1/2以内

  事業期間 交付決定の日から平成30年3月22日まで

① 試作機実証実験支援について
・ 助成金額の対象経費の中に試作機改良経費が含まれる場合、試作機改良費の上限は100万円とします。

② 製品導入効果測定について
・ 販売の場合、購入者から販売代金の1/2を受領し、購入者からの効果や改善点等についての情報やデータをまとめた実績報告書の提出後、額の確定を経て、残り1/2について振興会議が助成金としてお支払いします。
・リースの場合、リース契約相手方からリース代金の1/2を受領し、相手方からの効果や改善点についての情報やデータをまとめた実績報告書提出後、額の確定を経て、残りの1/2について振興会議が助成金としてお支払いします。
・ 助成金対象経費は、助成対象期間までに購入者又はリース契約相手方から代金を受領したものに限ります。


対象経費

① 試作機実証実験支援

 賃金(人件費)、謝金、消耗品費、旅費、倫理審査会等経費、保険料、専門家依頼経費、試作機改良経費、委託費、その他経費

※総事業費に人件費を計上していただいて構いません。ただし、事業終了後の実績報告の際に、業務日誌等、当該業務に従事したことが分かる資料が必要となってきますのでご注意ください。

② 製品導入効果測定

 販売代金、リース代金


応募方法

(1)必要書類
提案書を下記よりダウンロードして下さい。(※①試作機実証実験支援と②製品導入効果測定で様式が異なりますのでご注意ください。)

① 試作機実証実験支援

提案書ボタン

ボタン_交付要綱

ボタン_実施要領

② 製品導入効果測定

提案書ボタン

ボタン_交付要綱

ボタン_実施要領

(2)提出方法
 ①グループの場合、提案はグループの代表者が行ってください。
 ②提案に当たっては、下記の提出先に提案書の電子ファイル(形式:PDFまたはワード)をメールにて送付し、原本(1部)及びコピー(1部)を郵送してください。

(3)提出先
  
〒812-8577 福岡市博多区東公園7-7
   福岡県ロボット・システム産業振興会議事務局(福岡県商工部新産業振興課内)
   担当:石橋、脇元
   E-mail:info@robot-system.jp
        ※送付後、必ず電話にて提案書を提出した旨をご連絡してください。

(4)提出期間
   平成29年8月2日(水) ~ 8月30日(水)17:00必着


審査等

(1)審査は当会議にて行い、採択内定・不採択の結果は9月下旬にお知らせする予定です。
(2)審査にあたっては、期日を示して各提案者から提案内容についてのヒアリングを行う場合があります。
(3)採択内定を受けた企業については、お示しする期日までに助成金交付申請書及び実施計画書を提出していただきます。
(4)助成事業者が助成事業を実施したことにより相当の収益が発生したと認められた場合、交付した補助金の全部又は一部に相当する額を振興会議に納付しなければなりません。


採択予定件数

 3件程度(①試作機実証実験支援及び②製品導入効果測定合わせて)


その他

・ 同一年度に、①試作機実証実験支援と②製品導入効果測定の両方に応募することはできません。(いずれかに絞って提案してください。)
・ 同一年度に、福岡県ロボット・システム産業振興会議が実施する他の事業で補助等を得ている試作機及び製品は対象外とします。
・ 国等が実施する同種事業で補助金を得ている場合、提案書にその旨記載してください。


お問い合わせ先

〒812-8577 福岡市博多区東公園7-7
 福岡県ロボット・システム産業振興会議事務局(福岡県商工部新産業振興課内)
 担当 石橋、脇元
TEL:092-643-3445
E-mail:info@robot-system.jp