福岡県グリーンデバイス開発・生産拠点協議会
福岡県の強み
半導体関連企業及び関連機関の集積
本県には、半導体関連企業が約400社集積しています。
電力・電圧の制御に使われる「パワー半導体」や、IoT社会を支える「画像センサー」、半導体 製造を支える「産業用ロボット」など、世界トップレベルの関連企業が数多く立地しています。
また、三次元実装技術に強みを持つ「三次元半導体研究センター」や半導体等の専門人材を育成する「福岡半導体リスキリングセンター」など半導体に関する研究開発支援施設や多くの理工系大学や高等専門学校、工業高校が立地しており、理系人材を多数輩出しています。
福岡県グリーンデバイス開発・生産拠点協議会の概要
こうした福岡県の強みを活かして、産学官が連携し、カーボンニュートラル時代の製造業を支えるグリーンデバイスの一大開発・生産拠点を構築することを目的に、令和4年2月「福岡県グリーンデバイス開発・生産拠点協議会」を設立しました。
※グリーンデバイスとは
省エネルギーに直結するパワー半導体及び関連製品、低消費 電力化(高速処理・効率処理)を実現する各種半導体及び関連製品等の総称。
メンバー
産 |
・(株)安川電機 ・ソニーセミコンダクタソリューションズ(株) ・三菱電機(株)パワーデバイス製作所 ・ローム・アポロ(株) ・(株)ロジック・リサーチ ・(株)ピーエムティー ・日清紡マイクロデバイス福岡(株) |
---|---|
学 | ・九州大学、九州工業大学、福岡大学 |
官 |
・福岡県、福岡県産業・科学技術振興財団、 九州経済産業局、北九州市、福岡市 |
取組の方向性
Ⅰ地元企業のサプライチェーンの強化
- ○技術の高度化、新製品の研究開発の支援
- ○半導体産業への新規参入や販路拡大等の支援
- ○国内外の大型展示会への出展支援
Ⅱ半導体人材の育成・確保
Ⅲ半導体企業の誘致
- ○企業立地促進交付金の上乗せや税制優遇による企業誘致の促進
- ○新たな産業団地の整備